BUMP OF CHICKEN 感想 音楽

歌詞解釈 話がしたいよ/BUMP OF CHICKEN

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話がしたいよ

BUMP OF CHICKENの25枚目のシングル「話がしたいよ」。すごく良い曲なので、自分なりの解釈を綴っていこうと思います。

映画「億男」の主題歌。最近は発表する曲全てにタイアップが付いている。昔のBUMPには考えられないことです。

世間に彼らの音楽を知ってもらえるのは、嬉しいことです。久しぶりにMステにも出たしね。映画主演の高橋一生は本当にBUMPが好きそうだった。なんか本当にBUMPが好きだっていうのが、コメントから滲み出てたもん。

↓Youtubeにフル動画があるので、聴いてみて下さい。藤原さんのGジャンがカッコイイ。

バスが来るまで、君を思う時間

Aメロ

持て余した手を 自分ごとポケットに隠した
バスが来るまでの間の おまけみたいな時間
街が立てる生活の音に 一人にされた
ガムと二人になろう 君の苦手だった味

風景描写から。バスが来るまでの時間、主人公が君を思うというのがこの唄です。おまけみたいな時間って表現が素敵。

街が立てる生活の音=お母さんが子供と話してたり。それとか、学生が友達と話してたりする日常の音だと思います。

そういう音が自分が一人であるという事を、なおさら実感させられるというか。気を紛らわそうそしてガムを噛むんだけど、つい君の事を思ってしまうんですよね。

この唄の最初と最後で「ガム」が出てくるんだけど、結構重要なワードです。

Bメロ

だめだよ、と いいよ、とを 往復する信号機
止まったり動いたり 同じようにしていても他人同士
元気でいるかな

信号機と自分を重ねてる歌詞。同じように生活していたって、結局は他人なんだから状況が分からない。で、どうしたいかっていうのがサビに続く。

サビ

この瞬間にどんな顔をしていただろう
一体どんな言葉をいくつ見つけただろう
ああ 君がここにいたら 君がここにいたら
話がしたいよ

君と話がしたいんです。この唄の「君」は本当に大切な人なんだと、このサビの歌詞が表している。今どんな生活をしているんだろうとか、たった今どんな事を思っているだろうとか。

君の事を案じてるんですよね。

君はもう、そう簡単に会えない距離にいると思うんですよ。この歌詞を見ると。すごく切ない。君と他愛もない事とか、大切な事とかを話したい。

だけど、できない状況だと解釈しています。

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どうやったて戻れない過去

続いて2番です。

Aメロ

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も
秒速10何キロだっけ ずっと旅を続けている
それの何がどうだというのか わからないけど急に
自分の呼吸の音に 耳澄まして確かめた

藤原さんらしい歌詞。誰が気にかけてなくても、自分だって常に動いている、生きている。それをボイジャーと重ね合わせています。

Bメロ

体と心のどっちに ここまで連れて来られたんだろう
どっちもくたびれているけど
平気さ お薬貰ったし
飲まないし

文面をそのまま受ける事ができない歌詞。薬貰ったから、平気って言ってるけど全然平気じゃない。

たぶん薬じゃ治らないものだって、原因は自分でわかっているんだと思います。だから飲まないんです。

僕の解釈だとやっぱりその原因は「君」なんだと思います。正直2番のBメロの解釈は結構難しいです。

Aサビ

どうやったって戻れないのは一緒だよ
じゃあこういう事を思っているのも一緒がいい
肌を撫でた今の風が 底の抜けた空が
あの日と似ているのに

ここがガッツリ切ない。もう切なすぎる。2番のサビは切なさの極み。過去の大切な時間に戻れないのはお互い様で、それを愛おしく思っているのも一緒がいい。

だけど、相手がそれを思っているかどうかって信じるしかないんです。相手が思っている事を聞く術がないから。逆に自分が思っていることも、相手に伝える術がないんです。

あの日と似ている「風」だったり「空」だけど、今は確実に状況が違う。

Bサビ

抗いようもなく忘れながら生きているよ
ねぇ一体どんな言葉に僕ら出会っていたんだろう
鼻で愛想笑い 綺麗事 夏の終わる匂い
まだ覚えているよ
話がしたいよ

2番はBサビまであるんです。Bサビも追い打ちをかけるように、切ないです。時が経つと忘れていくのですよ。色んな事を。人間だもの。それは抗いようのないこと。

交わした言葉も忘れていくけど、まだ覚えていることもたくさんある。結論として、やっぱり君と話がしたいんですよ。でもそれが難しい、もしくはできない。

個人的には「夏の終わる匂い」が切なすぎてたまらないです。

今が大切だって言い聞かせる

今までのなんだかんだとか これからがどうとか
心からどうでもいいんだ そんな事は

いや どうでもってそりゃ言い過ぎかも いや 言い過ぎだけど
そう言ってやりたいんだ 大丈夫 分かっている

ガムを紙にぺってして バスが止まりドアが開く

しっかり前を向いて生きていこうって改めて思っている歌詞。

2番のBメロでも書きましたけど、本当は全然大丈夫じゃないんです。だけど、大事なの今だってわかってる。「大丈夫」だって自分に言い聞かせて、前を向いて歩こうとしている。

最後にも出てくる「ガム」なんですが、これは君との思い出の隠喩だと思います。ガムって最初は味があって、最後に味がなくなる。

君との思い出も最初は鮮明に覚えているけど、徐々に忘れていってしまう。だから前を向こうとして、最後にガムを紙にぺっとしたんだと解釈しています。

でもふっとした時に、ガムって食べたくなりますよね。食べ始めはやっぱり味があって。それを繰り返して生きているんだと思います。

まとめ

バスが来るまでの時間を、こんな素敵な唄にできるのは藤原さんだけだと思います。

大切な人がどうしているのか、ふっとした瞬間に思うのは誰にでもあることです。もう本当に詩人。藤原基央=詩人。今の季節に一番染みる曲です。是非みなさんに聴いてほしいです。

自分はこう解釈したよ!とか、ここの解釈は違くね?とかあったらコメントいただけると嬉しいです。

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