次世代自販機とは
次世代自販機とはJRに置かれてる、Acureと書いてある自販機。それの新しい型。要するにすげえ自販機です。一時期ニュースでも話題になってたので皆さん知っているかと思う。
↑これです。デジタルサイネージだから画像が出る。タッチパネル式で押して飲みたい物を選ぶ。もちろんスイカとか電子カード支払いに対応。何か次世代って感じですよね。最寄り駅にも4台くらい置かれてました。
郊外の駅だよ!JRさん何かを間違ってるのでは?
ものは試し、とりあえず買ってみた。オススメドリンクを紹介してくれたが、万年反抗期なので別のを買った。デジタルサイネージ以外は、いたって普通なり。ところが最近この自販機が激減してる気がする。うちの最寄り駅では0台になっていた。他の駅も少なくなってる気がする。疑問に思ったので、とりあえず原因を考察する。
※グーグル先生が何も教えてくれなかったので、あくまで考察。
コスト的な問題
まず真っ先に思いつくのがコレ。コストの問題。おそらく本体はメチャクチャ高い。47インチタッチパネルです。iPad何台分なんだろう。電力消費はおそらく今までと変わらない様に節電されているでしょう。
ランニングコストも今までと変わらないと思うが、酔っ払いがジャンプ強キックを入れてぶっ壊した場合、修理費が尋常じゃないと思う。そこは、保険に入ると想定するとランニングは上がる。
リースなりレンタルにしても、今まで以上にコストは上がるだろうと推定できる。
結論:コストが上がるのは原因の一つと考えられる。
ユーザビリティの問題
コレが一番大きいと思う。僕は説明書を見ないでゲームを始める人間だ。だから、この自販機でジュースを買うことなんて、スライムを倒すより容易い。でも、年配の方は買い方わかる?わからないよね。僕がじいちゃんなら、いつものボタンを押す自販機で買うわ。スマホをいじった事のない方は、絶対にわからないでしょう。
実際に次世代自販機が撤去された後は、普通の自販機に戻ってたしね。
仮にメーカー目線で考えて、自販機本体が売切りでなく「利益の90%もらいます」みたいな契約だったとする。ユーザビリティの低下で利益出ないんじゃ、この自販機を置く意味はないよね。そういう解釈もできそう。
結論:ユーザビリティの問題も少しは影響してそう。
OSのサポート終了
コレがおそらく一番大きな問題だろうと予想できる。OSのサポート期間が2016年1月で終了しているのです。この次世代自販機OSはWindows Xpだという事はグーグル先生に聞けばわかります。サポートが終了してるものは、使わないというのが企業の基本的なルール。
そういえば、2016年頃から次世代自販機の台数が少なくなって来たような気もする。そうすると時期が一致しますね。新しいプログラムが完成したら、また爆発的に設置箇所を増やす予定なのでしょうか。
結論:OSのサポート切れが原因…な気がする。
まとめ
グーグル先生が全く答えを教えてくれないので、考察に留まってしまいました。考察は答えではないので、真相は闇の中状態なんですよね。それが正しいかも検証ができない。
次世代自販機への僕の意見ですが、今まで通りのヤツが使いやすくて良いと思っております。デジタルサイネージはかっこいい。けど世の中なんでも液晶、液晶になって目に悪いと思うのよ。
もしも、次世代自販機の減少理由を知っている方がいたら教えて下さい。仮に関係者の方がこのブログを見ていてくれたら、こっそり教えて下さい。心の中のモヤモヤが一つ吹き飛びます。